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about us​

東京生まれ東京育ち、長く東京築地で働いていました。

初来沖は沖縄本土復帰の年、1972年(昭和47年)、中学1年生の時でした。それ以来、沖縄の海、音楽、歴史などに興味を持つようになりました。大人になってからも海が大好きで学生時代からヨットを楽しみ、旅先の多くは南の海でした。

南の海は、とにかく明るく、美しい。眺めれば濃紺からエメラルドグリーンまでのグラデーション、潜れば、難なく熱帯魚やサンゴを見ることができる。そんな南の海が大好きでした。南の海がいつしか沖縄に絞られ、沖縄通いが始まりました。

 

沖縄に通ううちに今帰仁村を知り、素の沖縄を垣間見た気がして、ますます沖縄に惹かれていきました。昔ながらのフクギに囲まれた瓦屋根に平屋造りの家が多く残る集落の日常の風景、散策している私に話しかけてくれる地元の人との出会い。こんなシーンを望んでいる沖縄好きな人が他にもいるのではないかと思うようになりました。

日の光に揺らめく水中を泳ぐ色とりどりの熱帯魚やサンゴとの出会い、SUPやカヤックで沖縄の風を感じる。海だけでなく、やんばるの森や山での濃厚な自然を体感したり、沖縄の文化や歴史と触れ合ってみたり。

私にそんな機会が提供できたら、との思いでここに宿を作りました。

 

アカバナーは沖縄の方言でハイビスカス(厳密には沖縄在来種のブッソウゲ)のことです。ハイビスカスは沖縄を象徴する親しみのある花で、今帰仁村の花にも指定されています。この宿も誰にでも親しみを持ってもらいたいと思っています。

 

豪華ホテルのような至れり尽くせりのサービスはないけれど、カップル、小さなお子様連れ、3世代のご家族、お友達同士、人や自然を愛し大事にする方々に泊まっていただけたら幸せです。

私の夢を理解してくれた妻・緑と共に、皆さまをお迎えいたします。

 

2018年1月 青山敏明・緑

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